ミャンマー総選挙を前に各国大使館が共同声明

在ミャンマーアメリカ大使館は15日、各国の大使館が、政党が集票活動において宗教問題を利用し、不和や衝突が起きることを憂慮しているとの声明を出した。
共同声明を出したのは、オーストラリア、カナダ、フランス、ノルウェー、日本、スウェーデン、デンマーク、イギリス、アメリカの9か国で、声明では「公明で公平な選挙を望んでおり、各国が新政権の設立を見守っている」としている。
NLDのスポークスマンは「宗教を政治に利用している、また他の党を中傷して集票活動をしていると耳にする。選挙管理員会や警察がしっかり監督しなければならない」と述べた。一方、「各国大使館が心配するのもわかる。しかし、彼らは自分たちが応援している政党のために心配しているのか、それとも選挙とミャンマーの政治のために心配しているのか、詳細はよくわからない」という声もある。
[The Voice]