最低賃金決定後のミャンマーで労働者解雇が続出

9月1日の最低賃金決定後、ラインターヤー工業地区のいくつかの縫製工場で労働者の解雇が始まった。残業を減らす工場も出てきている。
労働省によると、最低賃金決定から2日以内に工場のおよそ500人の労働者が解雇され、失業したことが分かった。
ラインターヤー工業地区企画委員会会長のミャッ・ティン・アウン氏は「法律の通り賠償金を払えば問題ないが、工場を閉鎖するためには、以前の日給1500ks時は2億ksほどで済んだところ、最低賃金が3600ksになった現在は4億ks以上必要となり、工場を閉めることもできなくなっている」と述べた。
[7Day Daily]