ミャンマー政府がガソリン輸入・販売に再参入

エネルギー省は、外国企業と共同でガソリンの輸入販売事業に再び参入すると発表した。 エネルギー省傘下のミャンマー石油製品販売公社は、2011年にガソリンの流通販売事業を民間に委譲していたが、市場の競争原理を強化するため再度参入することを決定した。
同公社のミン・ゾー局長は「2ヶ月以内に外国企業を対象に国際入札を実施する。対象企業は外国からガソリンの直接輸入、流通、卸売、小売のすべてを担当する。これにより他社より安い価格でガソリンを販売でき、他社も販売価格を下げざるを得なくなる。」と述べた。
マックス・ガソリンスタンドのマネージャーは「政府がこの事業に再度参入するなら競争が激しくなるだろう。国内の民間企業は商社を通してガソリンを間接的に輸入しているため、価格競争に勝てるか疑問だ」と指摘した。
[7Day Daily]