ミャンマーで日本人戦没者の遺骨調査

日本の民間団体が、第二次世界大戦におけるミャンマー戦没日本兵の遺骨が眠っているとみられる69箇所を調査した。
昨年5月よりNPO法人タイ日教育開発と少数民族の団体が戦時中の状況について調査をしていた。これらの地域は長期間、少数民族との紛争があり調査が出来なかったが、先般の全土停戦草案合意後に調査を再開した。
インド国境のチン州やヤカイン州の病院や診療所では、遺骨のほか戦車の部品、帽子なども発見された。 タイ日教育開発の副理事 井本勝幸氏は、「地域には2000人ほどの戦没者が眠っているだろう」と述べている。
日本政府によると、ミャンマーでは13万7千人の日本兵が戦死したとされており、厚生労働省も2015年中に調査団の派遣を準備している。
[The Voice]