労働者デモにミャンマー縫製業協会が意見書

今年初めから続いている労働者デモの影響により、欧米諸国の企業が投資を控える動きを見せている。
労働者による賃上げ要求は、労働者と縫製工場関係者の利益を損ねるほか、新しく入ってくる外国投資をも妨害しているとする意見書を、ミャンマー縫製業協会が2月24日に公表した。
また、労働省のティンアウン副大臣は「デモを防ぐため労働者と企業が雇用条件に同意し、契約を結ぶ必要がある」としたうえで、ミャンマーへの欧米からの投資が進まない理由として「不動産価格の高騰、熟練勤労者の不足、建築物の不足」などを挙げた。