ミャンマーの農作物を輸出するための証明書を3月より発行

果物や野菜を外国へ輸出するため、農家に「GAP(=Good Agricultural Practices)」証明書を発行することを、ミャンマー果物・花・野菜製品輸出協会(MFVP)が明らかにした。
同協会のズィンマータン・プロジェクトマネージャーは「現在、果物の多くは中国へ輸出している。今後は果物の品質を証明するものが必ず必要となってくる。証明書があれば中国以外の国へも農産物を輸出しやすくなる。農家には3月初めから申請できるように準備している」とコメントした。
現在、中国をはじめ、日本やASEAN諸国にミャンマー産果物を輸出しているが、多くは国境貿易に依存している。
農家にとって品質証明は市場への新規参入に不可欠なものとなってきており、ミャンマー産の果物を世界へ売り出すためには「GAP」証明書の発行を進めるべきだと同マネージャーは語った。