関経連がミャンマーに大規模使節団を派遣

関西の企業で作る関西経済連合会は2月中旬、森詳介会長(関西電力会長)を団長とする使節団をミャンマーに派遣した。関西の大手企業トップや随行マスコミも含め約50人の大規模なもので、関西財界のミャンマーへの関心の高さを物語った。
使節団は17日、ネピドーでテインセイン大統領を表敬訪問。日・ミャンマー間の経済関係を強化することで合意した。
18日にはヤンゴンで、ミャンマー商工会議所と経済交流を進めるための覚書を締結。続いて行われた意見交換会では、ミャンマーには中小企業が多く、また関西には中小企業が集積していることから、中小企業同士の連携も可能だとの提案もあった。
パナソニックが一般家庭向けの家電のほか、太陽光を電源としたソーラーランタンの販売を強化。関西ペイントが塗料工場の立ち上げを発表するなど、ミャンマーにおける関西企業の経済活動が活発化している。