ミャンマー初、日本人医師常駐の邦人向けクリニック開設

社会医療法人大雄会(愛知県一宮市:伊藤伸一理事長)が、日本の医療機関として初めて日本人医師が常駐するクリニックをヤンゴンに開設する方針を決めたことが分かった。
大雄会は、ヤンゴン国際空港に近い民間のビクトリア病院の中に、地元資本と合弁で日本人向けのクリニックを開設する計画。クリニックには日本人医師と看護師それぞれ1人を常駐させ、在留邦人や日本人観光客に対し内科を中心に初期の診断や治療を行い、必要に応じてビクトリア病院内の専門医を紹介する。また、国際的な医療輸送サービスを展開する企業と提携してタイやシンガポール、日本の病院に患者を移送できる態勢も整える予定。
ミャンマー保健省などとの最終調整を経て、2015年度中の開設を目指す。