日緬首脳会談、ミャンマーに260億円借款供与へ

安倍晋三首相は12日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議などに出席するためミャンマーに到着した。
ミャンマーのテイン・セイン大統領とネピドーの国際会議場で会談した首相は、港湾整備などを支援するため総額260億円の借款を新たに供与すると表明した。
日系企業も参加する経済特別区の港湾や工業団地開発に約148億円、送配電網整備に約62億円、中小企業向けの金融強化に約50億円を充てる。
首相は、同国への投資促進を狙い、進出企業の税負担を軽減する二国間の租税条約を早期に締結したいと提案。
また、近代化が遅れている同国の郵便システムや通信網の整備を支援していく方針も表明した。

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