ミャンマー初の世界遺産登録 ピューの3都市

UNESCO(国連教育科学文化機関)の第38回世界遺産委員会会議において、ミャンマー初の世界遺産としてピューの3都市(タイェーキッタヤー、ベイッタノー、ハンリン)が登録された。
ヤンゴンの北西約300kmにあるピューは、古代ピュー族のタイェーキッタヤー王朝の都として約2000年前に建設され、エーヤーワーディー川を臨む交通の要所とし1877年にはミャンマー最初の鉄道がヤンゴン~ピュー間に開通した。
ミャンマー政府は1994年10月、ピューの3都市・ミャウッウー・インレー湖・ミングォン・マンダレー・インワ・ハンタワディーをUNESCOに世界遺産申請し、2008年以降はピューの3都市の認定に向け注力をしてきた。今回の世界遺産登録での経済的・学術的効果に期待が寄せられている。