ミャンマー経済と海外投資

ミャンマーの経済成長率は昨年7.5%で、IMF(国際通貨基金)は2014年度に7.75%まで上がると予想している。
ADB(アジア開発銀行)は毎年6%以上の経済成長率を保持できれば、2030年前にミャンマーは中間所得者層が多い国になるとしている。
海外からの直接投資は昨年11月までに20億米ドル、今年度は35億米ドルとなり前年度14億米ドルの2倍以上になる。
最も多いのは製造業で、天然ガスや石油などのエネルギー分野にも関心が高い。エネルギー省の2012年の発表では地下天然ガスは25兆cuft(立方フィート)、石油はドラム缶(200L)に換算して21億個分と推定している。
政府は今後15年間で電力供給を現在の2倍とし、全人口の80%をまかなうとしている。海外への輸出規模と国内での消費規模の均衡がとれてこそ国内の安定につながると、外国人エネルギー専門家は語る。