マンダレーで発電、民間の進出は未定

ミャンマーの電力供給では国営と民間の電気料金格差が大きく、投資による民間の進出はまだ先になると見られている。
民間の電気への投資は継続した電気供給という視点では重要であるが、1ユニット(電力単位)あたり150Ks(約15円)という電気料金は、国営のそれに比べ圧倒的に高く、利用しづらい。
マンダレー管区、ミンジャン市では2013年アメリカから500メガワットの太陽光発電に対する支援のための視察があり、土地貸与の協議もできている。また、マンダレーでは火力発電所建設に関してマレーシアの企業より視察があったが資金面で具体化しなかった。国内の発電は大部分を水力に頼っているが、暑期にはダムの枯渇で十分な供給ができていない。
今年はダムの水位が十分にあること、ガス発電機材が3月には設置されることから、例年のような停電はないと見込んでいる。
マンダレー管区の暑期の電気使用量は400メガワット以上である。