ヤンゴン市内のパゾンタウン橋、日本が建設支援へ

ヤンゴン管区建設省によると、2014年にJICA(国際協力機構)の支援によって、タケタ・ドウポンタ区とパゾンタウン区を結ぶ2車線のパゾンタウン橋を4車線にすることが明らかになった。
同橋が60トンの重さに耐えられるよう、新しく建設を予定。「以前、日本から経済産業大臣がミャンマー訪問した際、橋建設に関する調査情報、およびアドバイスをもらった」と同省の主任技師は話す。また同技師は「パゾンタウン橋の質の高い建設を行うために、地質などの調査を日本側が進めており、建設工事を今年末ごろ開始する予定」と語った。
「今回の橋工事が完成すれば、今の交通渋滞は解決され、タンリン地域に建設する経済開発地帯への交通や輸送もスムーズになる。古い橋を再建するのか、それとも新しい橋を建設するのか、その際の環境破壊はどうなるか、も含めて今は調査している」と同技師は語る。今後も、ヤンゴン市内の川を結ぶ修復可能な橋の質を高め、修復できない場合は新たな橋の建設を予定している。