ANA、ミャンマーの中堅航空に出資

ANAホールディングスは、ミャンマーの航空会社アジアン・ウィングス・エアウェイズに約25億円を投じ、同社株式の49%を取得すると発表した。
外資がミャンマーの民間航空会社に投資するのは初めて。
アジアン・ウィングスは2011年設立。ミャンマー国内の13都市に就航しており、今年10月からは国際線の就航も予定している。
ANAは昨年10月、日本─ミャンマーの定期便を12年ぶりに再開。9月から機体を大型化し、毎日の運航に切り替える
アジアン・ウィングスへの出資で航空ネットワークが強化され、ミャンマーでの乗り換えが便利になる。
ANAはアジアン・ウィングスに対して、運航・整備に関する安全性・定時性の強化や、サービスの品質向上に向けた業務支援を行う。アジアン・ウィングスからは、飛行機のリースやパイロットの訓練など航空関連事業の収入も見込む。