「まもなく大きな動きがある」少数民族武装組織トップが声明
カチン独立機構(KIO)のインバンラ議長が「まもなく大きな動きがある」と発表した。 同機構設立62周年の式典でインバンラ議長は、「昨年2月のクーデター以降ミャンマー国民は困窮している。導き出された答えは、独裁者による軍評議会(SAC)をせん滅することだ」とコメント。「まもなく大きな動きがあるので、皆がこれに参加してほしい。これまでの民主化革命の活動を検証し、現状に見合った方法に変える必要がある」と呼びかけた。 ミャンマー国軍は10月23日、KIO設立62周年を祝うコンサートが行われている会場に戦闘機計4機を投入し、大規模な空爆を行った。この空爆で歌手など民間人70人以上が死亡、100人以上が負傷したことが明らかになっている。