KNUとNLDが共闘、軍評議会の壊滅に向けて

 少数民族武装グループで最大勢力のカレン民族同盟(KNU)と国民民主連盟(NLD)の間で、5月27日に3回目の協議が行われた。Radio Free Asiaが伝えた。

 協議後、KNU常任中央委員会のパドー・ソートー・ニー氏は「軍評議会の壊滅とフェデラル制民主主義の実現という共通の目標を掲げ、共に協力して行くことが確認できた。今後は協力関係をさらに深めて行く」とコメントした。

 SNS上などでは、少数民族武装勢力と民主化勢力との間で意見の相違が出ているとの噂が拡散されているが、双方の代表者は今回の協議によりそういった噂を解消することができたと発表した。