ミャンマーの電力事情が悪化、担当相が供給プロジェクト加速を指示

 ミャンマー国内の電力事情が悪化する中、電力・エネルギー省のアウンタン大臣は、経済成長で重要な役割を果たす電力の供給プロジェクトを加速すると述べた。

 国営英字紙Global New Light of Myanmarによると、電力需要は4月20日のピーク時に3,550メガワット(MW)に達したが、供給は2,663MWに留まった。

 電力負荷管理の問題で計画停電が実施されており、同大臣は建設的に取り組むよう関係者に指示。具体的には、送電ロスを最小限に抑制することや十分な供給量の確保、電気料金の徴収を挙げた。また、送電線付近での伐採禁止、感電対策、パワーグリッド施設の保守点検などの必要性を強調した。(時事通信社提供)