国軍の放火で市内の3分の2が焼失、チン州タンタラン市

 ミャンマー北西部のチン州タンタラン市で、国軍に放火された民家が1,600軒を超えた。Myanmar Nowが4月25日に伝えた。

 同地域は昨年9月から国軍と地元のチンランド防衛隊(CDF)の衝突が激化しており、タンタラン配置問題委員会(Thantlang Placement Affairs Committee:TPAC)によると、国軍による放火は27回にのぼり、これまでに市内の3分の2が焼失しているという。

 およそ10,000人の地元住民がミャンマーとインドの国境へ避難している。