CMP衣料品の原材料輸入、前年同期比13%増

 ミャンマー商業省によると、2021年10月1日から22年2月11日までのCMP(裁断・縫製・荷造りする受託加工)方式の衣料品の原材料輸入額が、前年同期比12.8%増の9億1,889万米ドル(およそ1,060億円)だったと発表した。

 国営英字紙Global New Light of Myanmarが伝えたもの。衣料品は輸出が20%以上減少するなど不振で、その影響で原材料の需要も減退していたが、以前の水準に戻りつつあるという。

 CMP方式の衣料品は総輸出額の30%を占める主力品目だが、主要輸出先である欧州諸国からの受注が激減。2020年度(2020年10月~21年9月)の輸出額は、前年度比33%減の36億米ドル(およそ4,150億円)に落ち込んだ。

 主な輸出先は日本と欧州、韓国、中国、米国など。(時事通信社提供)