低品質米の国内価格が上昇、輸出向けを上回る

 バインナウン穀物取引所のタン・ウー事務局長は、低品質米(長粒品種)のミャンマー国内価格が上昇していることを明らかにした。国営英字紙Global New Light of Myanmarが伝えた。

 これによると、海上輸送の拠点となっているバインナウン穀物取引所では、低品質米は1袋(108ポンド≒49キロ)あたり30,000Ks(およそ1,950円)超で取引され、輸出用の価格(25,000Ks~27,500Ks、同1,620円~1,780円)を上回った。

 一方、高品質種のポーサン米は、同40,000~50,000Ks(およそ2,600円~3,250円)で取引きされており、特にザガイン管区シュエボー郡で生産された同品種はそれ以上の価格で推移している。

 収穫されたばかりの新米が徐々に市場に投入されており、今後値を崩す可能性があるという。(時事通信社提供)