軍評議会、ミャンマー総選挙時期について外国メディアの質問を回避

 軍評議会・情報省のマウン・マウン・オウン大臣は、2月22日に行われた外国メディアのインタピューににおいて、2023年に予定されている総選挙の時期に関する質問に対し具体的な明言を避けた。国営新聞Myanma Alinnが2月24日に伝えた。

 マウン・マウン・オウン大臣は「2008年憲法の規定に従い、非常事態宣言の期間をさらに6か月延長する予定だ。その期間中に国内平和と治安の安定、国民の生活水準の向上の課題について重点的に実施していく。国民がこれらに協力してこそ国民が望んでいる真の複数政党制による民主主義が実現できる」と回答するに留めた。

 2008年憲法によると、2021年2月1日に発令した国家緊急事態宣言の期間は1年間(憲法417条)と定められている。半年の延長が2回でき(憲法421条)、2023年1月31日に緊急事態宣言の期間が満了する。宣言終了後6カ月以内に総選挙を行うと定められている(憲法429条)。