「食用油の輸入量を制限」軍評議会・経済貿易相が発表

 軍評議会傘下の経済・貿易省プィン・サン大臣は、パーム油の輸入を制限すると発表した。2月22日に行われた食用油の輸入・流通・価格安定に関する会議で発表したものを国営新聞Myanma Alinnが2月23日に伝えた。

 プィン・サン大臣は「ミャンマー国内でアブラヤシの栽培を拡大し、パーム油の輸入を制限しなければならない。国内生産を奨励し、流通・小売りまでのサプライチェーンを整備していく」とコメントした。

 パーム油の国際相場価格(1トンあたり)は1月に1,407米ドル(およそ162,000円)だったが、2月第2週には1,640米ドル(188,000円)に上昇している。