長時間停電の解消を訴え、焼身自殺

 マンダレー管区の電力事務所で、自らの身体に火を放った男性が重度のやけどにより死亡した。Radio Free Asiaが2月1日に伝えたもので、長時間停電の解消を訴えた抗議活動とみられる。

 調べによると、死亡したのはマンダレー管区チャウバダウン郡に住む40歳の男性で、連日発生している長時間の停電に抗議するため、同郡の電力事務所前でガソリンをかぶり、ライターで火をつけたという。男性が書き残したメモには「国民に24時間電気を届けてほしい。2001年、2002年のようなひどい状況に戻りたくない」と記してあった。

 この男性は鉄製の柵などを製作する鍛冶屋を営んでいたが、連日の停電により仕事ができず収入が途絶えていたという。