2021年度のミャンマー経済成長率は1%、世銀が予測

 世界銀行は1月26日、2021年度(2021年10月1日から2022年9月30日まで)のミャンマーの国内総生産(GDP)成長率が1%に留まるとの予測を発表した。

 Radio Free Asiaが1月26日に伝えたもの。世界銀行は、2020年度(2020年10月1日から2021年9月30日)のミャンマーの経済成長率をマイナス18%と発表したが、2021年度はクーデターに起因する内戦などの治安悪化、流通の停滞、現地通貨の下落、銀行業の不振、電力不足、インターネット利用の低下などのマイナス要因があるものの、縫製業、石油天然ガス、建設業で収益の改善が見込めるとして経済成長率を1%と設定した。

 一方、2021年度に国内の貧困率が2倍に増加すると予測している。