9か月間に国軍兵士1,029人が死亡、人民防衛隊側が発表

 クーデター後の9か月間にチン州、マグェー管区、ザガイン管区で起きた戦闘により、国軍兵士1,029人が死亡したことが明らかになった。各地の人民防衛隊が参加する「チンランド・ジョイント・ディフェンス・コミッティー(CJDC)」が発表したものをRadio Free Asiaが1月26日に伝えた。

 これによると、チン州やザガイン管区のカレー、マグェー管区のガンゴー、タムーなどの地域では、昨年4月24日から12月31日までの約9か月に180回の戦闘が発生し、国軍兵士が1,029人、人民防衛隊の隊員が58人、民間人が22人死亡したという。

 国連人道問題調整事務所(UNOCHA)は、戦闘によりザガイン管区で113,900人、チン州で33,800人、マグェー管区で20,100人の避難民が発生していると発表した。