ミャンマー中央銀行、今月6回目のドル売り介入

 ミャンマー中央銀行(CBM)は、12月23日に1,500万米ドル(およそ17億円)のドル売り・チャット買いを行った。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じたもの。今回の介入は今月に入って6回目で、介入規模は計8,800万米ドル(およそ100億円)となった。

 CBMは、為替相場を安定させるのが目的でドル売り介入を定期的に実施。国家貿易円滑化委員会に認可された銀行(国営3行、民間19行、外資系13行)に対する入札方式で売却された。CBMはクーデターでチャットが急落した2月以降、11月までに総額3億2,580万米ドル(およそ371億円)のドル売り・チャット買いを行っている。9月末に1米ドル=3,000Ksまで下落していたが、現在は1,900Ks台に戻している。(時事通信社提供)