10月1日~11月12日の越境貿易額、前年比半減の6億米ドル

 ミャンマー商業省は、10月1日~11月12日の越境貿易額について前年同期の約12億1,700万米ドル(およそ1,400億円)から約6億1,000万米ドル(およそ700億円)に半減したと明らかにした。輸出額は56.5%減の4億700万米ドル(およそ468億円)、輸入額は27.6%減の2億0200万米ドル(およそ232億円)で貿易収支は黒字になった。国営英字紙Global New Light of Myanmar報じた。

 ミャンマーは現在、タイ(タチレク、ミャワディ、ティーキーなど)と中国(ムセ、チンシャウェホーなど)、インド(タムーなど)、バングラデシュ(シットウェなど)との国境付近にある16か所の検問所を通じて越境貿易を行っている。このうち、ミャワディ経由が2億9328万米ドル(およそ337億円)と全体の半分近くを占めた。

 輸出の主力品目は農産物、畜産物、水産物、鉱物、林産物、工業製品など。輸入品は主に資本財、中間財、消費財など。海上貿易を含む総貿易額は約61億240万米ドル(およそ7,043億円)だった。(時事通信社提供)