国民統一政府の大臣宅を軍評議会が没収

 国民統一政府(NUG)の連邦問題省大臣で、少数民族武装勢力のチン民族戦線(CNF)副議長ドクター・リャン・フモン・サー・カウン氏の自宅が軍評議会により没収された。Radio Free Asiaが10月30日に伝えた。

 同氏は自身のFacebookで「チン州の自宅が『人民防衛隊の隠れ家として使用されていた』として、軍評議会がテロ防止法第52条により私を訴追し、第56条により家を没収したとの張り紙がドアに張られていた」「彼らは人民の財産を奪うことはできても、革命の精神を奪うことはできない」とコメントした。

 ドクター・リャン・フモン・サー・カウン氏はNLD政権時代、スー・チー氏が主導する政府と少数民族武装勢力の和平を協議する連邦和平対話合同委員会(UPDJC)の副議長を務めていた。