10月前半の越境貿易額、前年比大幅減で貿易収支も赤字に

 ミャンマー商業省は、10月1~15日の越境貿易額が1億3,500万米ドル(およそ153億円)と発表、前年同期の4億9,348万米ドル(およそ562億円)から激減したと明らかにした。輸出は6,021万米ドル(およそ68億円)、輸入は7,507万米ドル(およそ85億円)となり、貿易収支は赤字になった。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。

 ミャンマーは現在、タイ(タチレック、ミヤワディ、ティーキーなど)と中国(ムセ、チンシャウェホーなど)、インド(タムーなど)、バングラデシュ(シットウェなど)との国境付近にある16か所の検問所を通じて越境貿易を行っている。これらのうち、ミヤワディ経由が1億205万米ドル(およそ116億円)と4分の3を占めた。

 輸出の主力品目は農産物、畜産物、水産物、鉱物、林産物、工業製品など。輸入品は主に資本財、中間財、消費財などとなっている。(時事通信社提供)