ミャンマーの対ドイツ貿易額、10~7月期は大幅な黒字

 ミャンマー計画・財務・工業省の中央統計局(CSO)は、2020年10月から21年7月までのドイツとの貿易額が約4億6,000万米ドル(およそ506億円)だったと明らかにした。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。

 商務省によると、輸出が3億4,988万米ドル(およそ385億円)、輸入は1億1,079万米ドル(およそ121億円)と貿易収支は大幅な黒字となった。

 ドイツは欧州連合(EU)加盟国の中で最大の貿易相手国で、ミャンマーは主にコメ、茶葉、コーヒー、水産物、CMP(裁断・縫製・荷造りする受託加工)方式の衣料品を輸出。一方、機械類、データ処理装置、電気・光学製品、化学品、自動車とその部品、医薬品、消費財などを輸入している。

 ミャンマーはEUの一般特恵関税制度(GSP)の恩恵を13年7月から享受している。(時事通信社提供)