【動画】「生活困窮で腎臓を売りたい」市民が増加
生活が困窮しているため、腎臓を売りたいとSNS上に投稿する市民が増加していることが明らかになった。Radio Free Asiaが8月23日に伝えた。 2月1日のクーデター以降、生活が困窮により自分の腎臓を売って生活の足しにしたいと希望する市民が自身のSNS上に年齢、性別、血液型、連絡先を掲載し、購入希望者からの連絡を待っており、その数は20人以上に上っている。特にマグウェー、エーヤワディ、ヤンゴンの各管区とネピドー連邦領で多いという。 マグウェー管区に住むテーさん(仮名)は「主人が失業し収入がなくなった。家の中にはもう売れるものがない。家賃が払えない。借金も雪だるま式に膨らんでいる。だから主人の腎臓を売って生活の足しにしたい。主人も同意している」と話している。 2015年臓器提供に関する法律によると、移植目的で臓器を無償提供することは許可されているが、商業目的での売買は禁止されており、違反した場合は禁固6か月から3年の刑罰が科される。 【動画※ミャンマー語】