今年度の国境貿易額は前年度を下回る87.3億米ドル

 ミャンマー商業省は、今年度(2020年10月~21年9月)の周辺4か国との国境貿易額について、8月13日現在で87億3,000万米ドル(およそ9,600億円)となり、前年度の96億2,000万米ドルを8億9,000万米ドル下回る水準であることを発表した。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じたもの。

 ミャンマーは、バングラデシュ、中国、インド、タイと国境を接している。今年度の8月13日までのこれら4か国向けの輸出額は、57億8,000万米ドル(およそ6,350億円)、これらの国からの輸入額は29億5,000万米ドル(およそ3,245億円)だった。

 ミャンマーからの主要輸出品は農産物、畜産物、水産物、鉱物などで、主な輸入品は資本財、工業原料、日用品などとなっている。(時事通信社提供)