ミャンマー中央銀行のドル売り介入、今月だけで2,300万米ドルに

 ミャンマー中央銀行は、8月に入ってからのドル売り・チャット買い為替介入で、これまでに2,300万米ドル(およそ25億円)を売却したことを明らかにした。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。

 中銀は8月2日に300万米ドル、3日に200万米ドル、4日に300万米ドル、9日と12日にそれぞれ250万米ドル、23日には1,000万米ドルを入札方式でドルを売却したという。

 国内の為替市場では、チャットは1米ドル=1,660チャットに下落している。中銀はチャット相場を押し上げ、市場の変動を抑制するためにドル売り介入を行っていると説明している。(時事通信社提供)