茂木外相、ミャンマー総選挙無効の発表を批判

 茂木敏充外相は30日の記者会見で、軍評議会により任命された連邦選挙管理委員会が昨年11月に行われた総選挙の無効を発表したことについて「日本が求めてきた民主的な政治体制に逆行するもので、好ましくない」と批判した。

 茂木氏は総選挙について「国内外の選挙監視団が見守る中でおおむね平穏に投票が実施されたと報告を受けている」と指摘。ASEAN(東南アジア諸国連合)によるミャンマーへの特使派遣や、同国内での対話による民主化回復を支援していく考えを示した。(時事通信社提供)