ヤンゴン市内に大規模コロナ治療センターが開設

 軍評議会・保健省は6月28日、ヤンゴン市開発委員会と共同でヤンゴン市内に大規模なコロナ治療センターを開設した。国営新聞Myanma Alinnが6月29日に伝えた。

 発表によると、コロナ治療センターはヤンゴン市内マヤンゴン郡区ミンダマ通りに位置するミャンマーコンベンションセンター内に設置されたもので、受け入れ可能収容人数は250人。ミャンマー国内で新型コロナウイルスの新規感染者が急増していることを受けて緊急開設した。

 保健省によると、ヤンゴン管区内には15か所の治療センターがあり、収容可能人数は2,700人で、今後保健所が管轄する隔離センターを60か所(収容人数3,600人)、ヤンゴン軍管区が管轄するライン郡区の軍病院に1,800人収容できる治療センターを順次設置するとしている。