国軍最高司令官、ロシアで名誉教授の称号を受章

 軍評議会のトップであるミン・アウン・フライン国軍最高司令官が6月24日、ロシア国防大学から名誉教授の称号を受章したことがわかった。国営新聞Myanma Alinnが25日に伝えた。

 発表によると、第9回モスクワ国際安全保障会議に出席するためロシアを訪問しているミン・アウン・フライン国軍最高司令官に対してロシア国防大学の学長が同大学の名誉教授の称号を与える式典を行った。

 名誉教授の称号を与えた理由として、ロシア・ミャンマー2か国間の軍事協力関係を推し進めたこと、軍事技術の近代化に貢献したこと、ミャンマーから多数の留学生を派遣していること、2か国間の友好関係を強化したことなどをあげている。

 ロシアにとってミャンマーは武器輸出市場の一つであり、現地での緊張の高まりは武器販売拡大の好機としてとらえている。