ASEAN9か国、国連のミャンマーに対する武器禁輸決議案に反対

リヒテンシュタインが提出したミャンマーに対する武器輸出禁止決議案に対し、ASEAN9か国が反対していることがわかった。Radio Free Asiaが5月29日に伝えた。

 リヒテンシュタインの国連副大使によると、決議案は48か国の賛成署名を得て5月21日に提出した。しかしミャンマーを除くASEAN9か国が決議案に対して反対する書簡が国連事務総長に提出され、その文面を確認したという。

 ASEAN憲章には他国の内政に干渉しない原則があり、武器輸出禁止は内政干渉にあたると判断したものとみられている。