カレン民族解放軍、他の武装勢力とともに国軍打倒を呼びかけ

 カレン民族解放軍(KNLA)の副総司令官は5月2日、カレン民族の武装勢力3グループに団結して軍事政権の打倒を呼びかけた。Mizzima TVが5月2日に伝えた。

 KNLAの副総司令官であるソー・ボー・チョー・ヘー中将は「70年にわたる闘いの歴史のなかでこれほどのチャンスはない。このチャンスを生かしてカレン民族の武装グループが皆、一致団結して国軍を打倒しよう。国軍による抑圧から解放され、真の自由を獲得するときが来た」とスピーチした。

 カレン民族の主な武装グループはKNLA、民主カレン仏教徒軍(DKBA)、カレン国境警備隊(BGF)、カレン平和評議会(KNU/KNLA-PC)の4グループ。