NLD議員など5人死亡、バゴー管区郊外で小包爆弾が爆発

 バゴー管区で5月3日夜、小包爆弾が爆発し国民民主連盟(NLD)の議員を含む5人が死亡した。Radio Free Asiaが5月3日に伝えた。

 小包爆弾により、NLD所属でバゴー管区議会のテッ・ウイン・ライン議員と、CDM(市民不服従運動)に参加している警察官3人と地元住民1人が即死し、一人が両腕を失う重傷を負った。テッ・ウイン・ライン議員は、軍事政権の弾圧を回避するためバゴー管区ピィー郡のガンビラ村に潜伏していた。

 同議員の友人は「爆弾を製造中に誤って爆発したとの情報もあるが、それは間違っている」とコメントし、CDMに参加していた警察官一人が職場に復帰後、その警察官が送付した小包が爆発したことを明らかにした。