停戦協定に調印済みの10グループ、NUGとCRPHを支持  

 全土停戦協定(NCA)に調印済みの少数民族武装勢力10グループで構成されるPPST(和平実現ステアリングチーム)は4月27日、民主化勢力により設立されたCRPH(連邦議会代表委員会)とNUG(統一政府)の樹立を歓迎し支持すると発表した。Radio Free Asiaが4月28日に伝えた。

 発表によると、PPSTは2日間にわたる会議の末、7項目に関して合意した。1.国内紛争の収束のために努力する、2.拘束されている政治家の解放、3.市民に対する暴力の即時停止、4.少数民族の支配エリアに対する空爆の即時停止、5.今後CRPHと協議を継続し支援する、6.NUGを歓迎し少数民族武装勢力との間で新たなグループを設立すること。(7項目目は不明)

 PPSTは全ビルマ学生民主戦線(ABSDF)、アラカン解放党(ALP)、チン民族戦線(CNF)、民主カレン仏教徒軍(DKBA)、カレン民族同盟(KNU)、カレン平和評議会(KNU/KNLA-PC)、パオ民族独立機構(PNLO)、シャン州復興評議会・南シャン軍(RCSS/SSA)、新モン州党(NMSP)、ラフー族民主同盟(LDU)により構成されている。