【動画】国軍が報復攻撃、チン州で地元武装組織と国軍の間で戦闘

 チン州南部ミンタッ郡で4月26日の午後、地元の武装組織と国軍との間で戦闘が勃発し国軍兵士15人以上が死亡したが、26日夜から27日の午後にかけて国軍側が報復攻撃を行い、激しい戦闘が続いていることがわかった。Radio Free Asiaが27日に伝えた。

 26日、地元のチン州防衛隊(Chinland Defense Force)と国軍との間で戦闘が勃発し激しい戦闘の末、国軍の軍用車2台と警察用車両1台が炎上し国軍兵士15人以上が死亡。この報復として、パコック方面から軍用車9台、150人以上の兵士が投入され攻撃が開始されているという。

 銃撃戦は26日夜から27日午後1時まで続き、国軍側は迫撃砲などの重火器を使用している。態勢が不利になったチン州防衛隊はゲリラ戦法に切り替え、地雷攻撃で国軍兵士4、5人が死亡したという。チン州防衛隊側には死傷者は出ていない。