「ロシア製と中国製の製品で十分」国軍報道官が発言

 ミャンマー国軍報道官のゾー・ミン・トゥン少将が国営ロシア通信(RIA)のインタビューに対し、「米国統治の時代は終わり、ロシア製と中国製の製品で十分」と発言したことがわかった。DVB Burmese Newsが4月26日に伝えたもの。

 ゾー・ミン・トゥン少将は、RIAのミャンマーに対する米国の制裁が及ぼす影響についての質問に「この世界はもはやアメリカに支配されていない」とした上で、「ロシア製と中国製の製品はすでに世界中にあり、これらの製品で十分だ」と回答した。

 また、ゾー・ミン・トゥン少将は「わが国の現在の景気後退は、経済制裁によるものではなく、新型コロナウィルスの流行が原因だ」と述べ、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」を購入予定であることを明らかにした。