チン州で地元武装組織と国軍が戦闘、国軍兵士15人以上が死亡 

 チン州南部ミンタッ郡で26日の午後、地元の武装組織とミャンマー国軍との間で戦闘が勃発し国軍兵士15人以上が死亡したことがわかった。Radio Free Asiaが4月26日に伝えた。

 地元民によると、ミンタッ郡東部のチャウトゥ、西部のマトゥピー付近の道路上で軍事政権に反対する抗議デモを行っていたところ、国軍兵士が若者らを逮捕し連行しようとしたため、地元のチン州防衛隊(Chinland Defense Force)と国軍との間で戦闘が勃発したという。

 激しい戦闘の末、国軍の軍用車2台と警察用車両1台が炎上し、国軍兵士15人以上が死亡した。これに報復するため、パコック方面から大量の国軍兵士が現場に移動中との情報が入っている。