「軍事政権をテロ組織に認定してほしい」 CRPHが国際社会に要請

 アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が党首を務める国民民主連盟(NLD)議員などで構成されている連邦議会代表委員会(CRPH)は、国際社会に対してミャンマーの軍事政権をテロ組織として認定するよう要請した。Radio Free Asiaが3月28日に伝えた。

 発表によると、3月27日の国軍記念日にミャンマー全国で100人以上の市民が軍隊や警察の発砲により死亡していることを受け、CRPHは各国政府や国際機関に対して国家統治評議会をテロ組織として認定するよう要請した。

 CRPH国連特別大使ドクター・ササ氏は「本日(3月28日)から国連加盟国に対して要請活動を開始している。2月1日のクーデター以降、3月27日の行為が最も残忍であり、軍事政権の悪行を許すわけにはいかない」とコメントした。

ドクター・ササ氏(©Radio Free Asia)