ミャンマー外務省が各国大使館に「内政干渉しないように求める」と通達

 ミャンマー外務省が、在ミャンマー各国大使館や国際機関に対して通達したことがわかった。

 国営新聞「Myanma Alinn」が2月22日に掲載したもので、外務省は「一部の外国大使館や国際機関は、ミャンマーで起きている政治の発展状況に関して内政干渉を行っている。1961年の外交関係に関するウイーン条約や国連憲章に従い、内政干渉しないように求める」と発表した。

 外務省は、やむを得ない状況により2008年憲法に従い国軍が全権を掌握したこと、国情に合った真の規則正しい複数政党制民主主義を実現すること、非常事態宣言の期間が終了後に自由で公正な総選挙を実施し政権を委譲することなどを各国大使館と国際機関に対して2月5日にビデオ会議方式で説明している。