ミャンマー中央銀行が発行の2,000億Ks分の国債、売買成立は17億Ksのみ

 ミャンマー中央銀行が2月16日に競売方式により2,000億Ks(およそ150億円)分の国債を販売したが、売買が成立したのは17億Ks(およそ1億2,760万円)に留まったことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 新軍事政権がミャンマー中央銀行の幹部を総入れ替えした後の2月16日に2,000億Ks分の国債を販売したが、NLD当選議員により設置された連邦議会委員会(CRPH)が「正式に樹立されていない政府が発行する国債は無効であり、民間銀行は購入すべきではない」と不買を呼びかけたため、売買が低調に終わったとみられている。

 ミャンマー中央銀行は2月16日と3月23日に国債を発行し主に民間銀行に競売方式で販売すると発表している。国債は長期と短期の2種類があり、長期の満期は2年または4年、短期は1年以下となっており、利息は年利7.25~7.50%と設定されている。