公務員の自動車輸入パーミット交付開始でミャンマー国内の自動車価格が暴落

 公務員に対する自動車輸入パーミットの交付が開始されたことに伴い、国内の車相場価格が軒並み暴落していることがわかった。自動車販売関係者が明らかにしたもの。MYANMAR TIMESが伝えた。

 SKD生産されている一部の新車価格が約400万Ks値下げし販売され、SKD車の中古車は大きく値下げして売りに出されているという。自動車販売業のアウン・トゥン氏は「公務員の自動車輸入パーミットが交付され始めたので、車市場に大きな影響を与えている。国内生産メーカーの中には、3,740万Ksの新車が3,300万Ksで販売されているものもある。輸入された欧州車の中には4,000万Ks台で販売されているものもあり、これに対抗するために各社が値下げ合戦をしているのだろう」とコメントした。

 関係者によると、国内組立生産の車を転売するのは容易ではなく、購入時の価格から1,000万Ks(およそ78万円)値引きしても買い手が見つからないという。