ミャンマーの公務員向け自動車輸入パーミットで日本製中古車購入も許可

 ミャンマーの公務員向けに設定された自動車輸入パーミットに関し、国内の中古車ショールームで日本製の中古車を購入した場合、支払い済みの関税が払い戻しされることがわかった。経済・貿易省が発表したもの。MYANMAR TIMESが伝えた。

 経済・貿易省はこれまで、公務員向けの自動車輸入パーミットに関して、次官、総局長クラスはCIF価格で5,000万Ksまで、総副局長、局長クラスは3,000万Ksまでの外国製の車を輸入できる権利を与え、副局長以下で定年まで3年以下の公務員も3,000万KsまでのSKD方式による国内生産の車を購入できるとしていたが、車販売ショールームで日本製の中古車も購入できると規則を変更した。購入できる中古車は排気量が1,350cc以下の小型車で、SKD方式による国内生産の車は排気量が1,800ccまでと規定した。

 同省の高官は「副局長以下で定年まで3年以下の公務員に車販売ショールームで日本製の中古車を購入できる権利を与えることにした。この場合、支払い済みの関税を払い戻すが、払い戻しの時期は2021年11月以降になる予定だ」とコメントした。