ミャンマーの国内線再開も空港関係者や搭乗者に陽性者が続出

 ミャンマー政府は12月15日から国内航空路線の運航を再開したが、空港職員や搭乗者に新型コロナウイルスの感染者が相次いで発生していることがわかった。ヤンゴン管区保健局が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 これによると、12月15日から18日までの4日間、国内線の航空機に搭乗予定だった搭乗者830人と空港職員817人に対してPCR検査を行ったところ、搭乗者13人と空港職員38人に陽性反応が出たという。

 保健・スポーツ省が発表した規則によると、自宅待機(ステイホーム)措置が出ている郡区から自宅待機措置が出ていない郡区に移動する場合は、移動先で3日間自宅待機しPCR検査を受け陰性であった場合に外出が可能。抗原検査の場合は、7日間自宅待機して検査を受け、陰性であった場合に外出が可能。自宅待機措置が出ていない郡区から移動する場合、または自宅待機措置が出ている郡区から自宅待機措置が出ている郡区への移動では、移動先での自宅待機は不要となっている。また、航空機内ではマスクの着用が義務づけられているほか、飲食は禁止されている。

 搭乗者に対する検査は、ヤンゴン市内ダウンタウンのツーリストバーマ(国営旅行社)、アウンミンガラー長距離バスターミナル内の保健所で受け付けており、抗原検査は1万Ks、PCR検査は3万5千Ksの費用が設定されている。