ミャンマー人労働者、コロナ禍で17万人が失業

 2020年3月下旬から11月末までの約8か月間に、ミャンマー人労働者17万人が失業したことがわかった。社会福祉機構のマウン・マウン・エー総局長が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、コロナ禍で事業の休止、廃業、従業員削減などのリストラにより職を失った労働者は17万人以上にのぼり、工場労働者が大半を占めるという。

 マウン・マウン・エー総局長は「社会保険の加入者だけで17万人が失業している。未加入者を加えると、実際の失業者はもっと多いだろう。再就職もさらに難しくなっている」とコメントした。

 ミャンマー労働組合のミン・トゥー氏は「最近、失業者が一段と増加しているが、工場労働者のみならず建設労働者も増えてきている」とコメントした。